本当に必要な蓄電池の容量

地震や台風により、
長期間の停電がおこり、現実的な生活を送る為に
「蓄電池」を用意しておこう!
という事で、お買い求めの皆さんも多いと思います。

では、実際必要なサイズをちゃんと計算してみましょう

東電さんの情報では、通常時は18.5kwh(凡そ)必要なんですよと書いてあります。
18.5kWhですから、100Wの電球を18.5時間点灯させるだけの電気の量が必要ですとされています。
あるいは、ドライヤー(1200w表記)を凡そ1時間半程使う電気が必要。と言う事です

実際、停電になった場合、エアコンは、半分位の使用量で我慢したとして、13kWh位必要な感じです。

13kWh
です

 

災害をベースに考えるとですよ、
およそ3日間は、復旧されないケースが考えられますから

13kWh×3日間=39kWh必要です

 

39kWhです

我慢に我慢を重ねるて、
最低限の生活をするとして、
1日5kWh分使ったとして、3日で、15kWh
まま、妥当な線です。

 

さぁー15kWh

ってどの位でしょう(^^)

amazonさん辺りで人気のポータブル電源?
なんて書いてある、6万円程度の家庭用蓄電池です

137700mAh /500Whと書いてあります

要するに500Whです。

単位を合わせると、0.5kWhの容量な訳です
13kWh必要なので、
24台要りますね(実際は太陽光とか繋げられるみたいですが)

24台ですよ24台

24台×6万円=144万円です。

このクラスの蓄電池を買ってもですよ、
あんまり意味を成さないと、言う事は頭に置いておいてください。
あったら役には立ちます

蓄電池の容量の考え方
(普通に売っている車のバッテリーで考えます)

12V×100Ah と書いてあったら

1.2kWh分の能力が一応あります
ここが曲者なんですが、
説明出来る人をあんまり見たことありません。
バッテリーの値段のピンきりはここらに由来するんですが、、

今回は、1.2kWh分あると想定しましょう。
(次回説明します)

15kWh分必要だとすると、
凡そ12台程居るという事になりますね

ただ、そんなに甘く無い訳です。。
次回、蓄電池の性能と値段について書きます

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