FITの時代が終わり
次のお得になるエネルギーの使い方?
なんて感じで「蓄電池」が、
時代の救世主みたいな扱いをされていますが
ヴァリュー感で考えましょう
ヴァリュー観点から、検討するのが、蓄電池ライフです。
今現在、大手メーカーさんから提案されている
蓄電池製品は、セットアップ商品ですし、
何しろヴァリューから考えるとですよ
・高すぎ
・容量少なくすぎ
・放電能力低すぎ
です
ヴァリューを検討するに値しない、高価格はまぁ百歩譲って良いとして
(最近増えて来た、超高価格帯の電気自動車なんてもありますから)
まず、容量が少なすぎです
良く聴くのは、4kWhとか、6kWhクラス
前々回の投稿
「本当に必要な蓄電池の容量」をご覧頂くと、
一日「18.5kw」必要であると、電力会社さん調べで書いています
1日も持たない様な蓄電池を販売してどうなるんだ?
なんて私は、思います。
リチウムイオン電池のそもそもの価格が高いので、容量を減らして、価格帯を下げているんだと思います
なぜ、そこにリチウムに拘るのか?
そこらは、私は、わかりません(笑)
そして、
放電能力が低すぎです。
700Wとか1500Wが限界みたいな製品で賄えますか?
(一部だけ使うという判断ならそれもありです)
IHヒーター、コーヒーメーカー、エアコン、洗浄便座、ドライヤー、、、
一気に使うと、そりゃーもう強力な電力使用量です。
住宅全部の電力と考えると一時的に、4000W位になります。
現在の住宅の場合、コジェネも加味しないとなりませんが、一般的に、最低50A必要です。100V仕様で、5000W程度の放電能力(インバーター)が、必要になります。
まま、これもセットアップ製品の価格を抑える為にこうなっているはずです
と、言うことはですよ
蓄電池容量は、最低でも公称、20kWhクラス、インバーターは50Aが必要だと言う事です。
さてさて、今現在、販売されているシステムは、「電力会社さん」の電力が主体の考え方、そこに、エネルギーミックス的に、蓄電池を使いましょ!、ベストミックスや、ピークシフトに貢献できますよ!と。
一般消費家に関係無い事を言ってます(ピークシフト)
本来、蓄電池は、賛否あると事を承知で申し上げると、、、ベース電力(止める事や、制御が難しい、嫌われ者にされる事の多い発電システム=例、深夜電力)を、お安く貯めて置く装置として、脚光をあびる(た)製品、あるいは、太陽光発電などの自然エネルギーを貯めて置く製品です。
ここで、ヴァリューの概念が必要になってきますが、、、
電力会社の電力に+蓄電池
この概念から、
生活は蓄電池を中心に、足りない電気を、電力会社さんから補う
こういうライフスタイルに変えると、全ての整合性が取れて来ます
・蓄電池をベースに電力エネルギーを考える
・再エネで発電した電力を蓄電池に充電する
・再エネは不安定なので、電力会社さんからの電力で補填(充電)する
こうするとですね、
蓄電池の寿命も伸びたりしまして、不安定要素が省かれます
(参考:蓄電池の種類と性能と価格)
この際ですね、、
電力会社さんの電気が来ていない処なら、小型のジェネレータを動かせばいいんですよ。
(蓄電池に充電する手段として)
電気自動車で考えると、、
リーフ式ではなく、ノート式ですね。
なんて事を考えて
現実的な性能と価格帯の
システムのご提案と施工を行っております。
超高性能インバーター↑
次回は、現段階では、充電側の肝とも言える「太陽光パネル」の特性と選び方をお伝えします。
これも、残念ながら、未だに、満足にお客様目線で答えられる方、見たことありません。