さてさて、
始まった、「太陽光発電、不都合な事実」シリーズ。

前回は、
太陽光発電、不都合な事実「セルマジック」
をお届けしました。

要するに、セル1枚に影等があると、モジュール(パネル1枚)の発電量に影響するんですよ。という事を申し上げました。そして、今はそういう設計構成にはなっていませんよ。とも申し上げました。今日は、そこについて。

前回のコーナーでも登場した写真です。セルをアピールするために水色で示しています、モジュール(パネル)のイメージ写真です。
全てのセルが直列で繋がっているとすると、悪影響が大きい。と、前回は述べています。
一枚のセルに葉っぱが乗ると、葉っぱの影響で5Wしか発電しなくなる。
そして、(10W×29枚)+(5W×1枚)=295Wでは無く、5W×30枚=150Wの発電になりますとお話しました。
これは、現在ではあまり見なくなった構成で、対策が図られています。

で、ようやく今日の本題です(笑)現在の構成は、、

こんな具合に、便宜的に色分けしていますが、赤、黄、青部の様に三段階に分かれています。全部のセルが直列に繋がっている訳ではなく、直列を3つ並列構成にしています。場合に寄っては、4つに分けていると言うモノもあります。これを業界では「バイパス回路」と呼んでいます。

では、色々考えてみましょう

■バイパス回路の落とし穴

出ました。葉っぱです(笑)
3つに別れているという事を加味して考えてみましょう

青部は葉っぱが乗っている部分が発電効率が下がり、全体(青部のみ)に影響するので、5W×10枚で50Wの発電、その他の、赤/黄部は影響を受けていないので、各々10W×10枚で100W発電します。
つまり、100W+100W+50Wの発電で、250W発電のパネルとなります

これが、バイパス回路の効果です。

では、こうだとどうなるでしょう

葉っぱが青と黄部に跨っています。便宜的に5W損失すると考えますね。(実際は違うかもしれません)青部/黄色部は、5W×10枚で50Wの発電、赤部は影響を受けていないので、10W×10枚で100W発電します。つまり、
100W+50W+50Wの発電で、200W発電のパネルとなります

さーどんどん考えましょう


一番下の部分が白濁しています「」だと思ってください。
ここまで来ると予想できると思います。青部の下一列が雪で覆われている。セル1枚が、完全に覆われて発電していません。(この際1列という意味はほぼありません)つまりは、青部は一切発電していない訳です。
100W+100W+0Wの発電で、200W発電のパネルとなります

更に更に、良く屋根上設置の枚数を増やす為に、こういう方法で設置しているケースで雪が影響する場合です


縦置きであろうとなんであろうと、バイパス回路の構成は、こういう風になっていますから、発電量は、、
0Wです

今日はバイパスマジックについてでした。

そして、最後は、まだある、、
太陽光発電、不都合な事実「ストリングマジック」です

 

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