さてさて、
3回目、「太陽光発電、不都合な事実」シリーズ。

前回は、
太陽光発電、不都合な事実「バイパスマジック」
をお届けしました。

3分割(バイパス)して、セルマジックを逃れる様にしてるんですが、こういう不都合な事実が、ありますよ。なんて事を書いておきました。

「3回目を書く」
つまりは、まだマジックが、ある訳です。

「ストリングマジック」
さてさて、もう一回この図を見てください。

ストリングとは、モジュールが直列に繋がったモノです。凡そのシステム(住宅用)だと、3枚から多くて8枚位の構成になっています。

前回2回で、コレコレこう言う発電ロスの素があるんですよとお伝えしました。
モジュールに葉っぱや雪が乗ると、セル単位でもモジュール単位でも発電ロスを起こして、定格では発電しませんよ。と断言しました(笑)

さて、4枚で構成されている下記のパネル、
色々な影響により、各々の発電出力が異なっています(と考えて下さい)。
この構成での出力はどうなるでしょう?

230+300+180+250=960Wな、訳がありません。
不都合な事実ですから(笑)、
180W✕4枚=720Wです

相当下がりますよね。
つまり、前回、縦置き設置をして、下部に雪が積もってしまい、0Wの発電になっているパネルが、この中にあるとですよ、、5枚繋げようが、6枚繋げようが、その繋げたストリングは合計0Wです。
要因は直列接続をするからなんです。
(じゃー全部並列にすればいいんですけどね、恐ろしくコストがかかります)

怖いでしょ?

既設工事済みの方、どう繋げられたか?ご存知ですか?(^^)
どうしても、全体枚数の都合で、繋ぎがおかしくなるケースもありますが、普通は、ロスになる様なストリング構成にしません。(知見のある設置業者さんはしません)
出来るだけ、悪いモノ同士をかつ少ない枚数のストリング構成にして接続します。

ついでに書いちゃいますが

このストリング構成を何セットか作って、いわゆる「パワコン」に接続します
(パワコンってのは、簡単に言うと、家で使う電力に変換したり、売電する機械です)

さて、さて、このパワコン

実は2種類ありまして、、
集中型ってのと、・マルチストリング型ってのがあります。

どっち選ぶといいか?と言うとですね

マルチストリングです。

集中型ってのは、各ストリングの枚数を同じにしないとNGです
マルチストリング型は、ある程度ですが、枚数を変えて接続してもOKです。
この枚数を変えて接続していい!って処は、全体枚数(まぁー予算と公称総発電量に左右される)とか、総枚数が奇数だから、マルチストリング型を使う。
これ、プロの人でも言う人います。
もちろん、それもありますが、明らかに発電効率の悪いパネルを良好なストリングに入れない
実はここだったりします。

これ、まともに説明出来る人、残念ながら、ほとんどいません。
なぜそうするのか?がお客先伝わって無い(伝えられない)ので、クレームが起きた時の答えが、
「そんなもんですよ」になる訳です。

事実は違う。。

と、言うことで、太陽光発電、不都合な事実シリーズは終了です。

 

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